今年初の校外学習がコロナの影響でこの時期になってしまいましたが
「ビジネスマナー」講義の一環として、全学生参加で「和室マナー講座」
を実施しました。
2年生にとってはTIBCでの学生生活の中で初のイベントです。
今年は天神にある警固神社の和室をお借りしての講座。
「和室に通された時の立ち居振る舞い」と「和室での入退室の仕方」を
学びました。
まずは「正座」
時間の関係で着物を着ての体験とはいきませんでしたが、着物と同じように
裾の広がらない巻きスカートを使って、日本人がなぜ正座をする必要があったのか?を考えました。
足を広げることができないので、いつものように座ろうとしてもなかなかうまくいきません。
着物で生活していた日本人とって、正座が一番座りやすかったことを改めて実感した様子。
理由がわかると「足が痛いので正座はしたくない」などという不満は出なくなりました。
「身を持って学ぶ」とは大切ですね。
続いては「座布団を使った作法」
これも何のために座布団があるのかがわかれば、動かしたり、踏んだりしないという
マナーもすぐに理解できました。
マナーがわかれば、美しい座礼もなんなくこなせます。
最後に「ふすまの開け閉め」
まずは手順をメモし、それから実践です。
自然な動作ができるまで、繰り返し練習し、作法に間違いがないかクラスメートを確認。
最後は実技テストに挑戦。
学んだ所作を実践することで、日本人の習慣やマナーを理解する良い機会になりました。
日本社会に出た時に是非実践してほしいものです。
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