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2019年度第1回ビジネス特別講義を開講しました(株式会社日経BP読者サービスセンター 代表取締役社長 田村 俊和 様)

2019年度第1回 ビジネス特別講義
「音楽・映像、アパレル、飲食、自動車・・・
新規参入が続くサブスクリプション入門講座」

目次

東京経営短期大学 客員教授
株式会社日経BP読者サービスセンター
代表取締役社長 
田村 俊和 様

9月18日(水)株式会社日経BP読者サービスセンターの代表取締役社長の田村俊和氏をお迎えして、様々な業種で新規参入が続く「サブスクリプション(Subscription)」というサービス、ビジネスモデルについてお話をしていただきました。

今、世界的にビジネスのサブスクリプション化が進んでいます。サブスクリプションとは、毎月一定額を支払うことで継続的に商品を入手することができる、サービスを継続的に利用できることを意味します。そのことだけを捉えれば、それほど新しいビジネスモデルではありません。それが何故いま国内外で大きな注目を集めているのか、利用者、サービス提供者にとってそれぞれどのようなメリットがあるのか、どのようなサービスの拡がりを見せているのか、サブスクリプション成功のカギは、そしてそれを支えるインフラはなど、サブスクリプションの現状について、具体的な事例をあげていただきながら学生にも分かりやすく講義を行なっていただきました。

サブスクリプションとは、消費者が製品やサービスごとにお金を支払うの「フロー型」のビジネスではなく、企業と消費者がサービスや商品を一定期間、定額で利用できる契約を結ぶ「ストック型」と呼ばれるビジネスモデルとのことで、実は古くから採用されている「継続契約購入」のことを指すそうです。では、いま何故サブスクリプションが増えているのか、田村氏からは具体例をあげていただきながら、「ITの進化(スマートフォン)、ECの拡大」、「所有からシェアへ」、「パーソナライズ」、「メーカーの参入」、「BtoB企業向けにも進化するサブスクリプション」の5つの要因について教えていただきました。こうして、あらゆる業種、商品、サービスでサブスクリプションが進むなかで、消費者にとっては、「自分で決める必要がない」「探す必要が無い」など、選ぶ苦しみから解放されることに多くの人が魅力を感じているからこそ、サブスクリプションがこれほどまでに拡大しているのだろうとのお話がありました。

聴講した学生達も、初めは「サブスクリプション」に馴染みがないようでしたが、実は自分の身近にサブスクリプション・ビジネスが急速な拡がりを見せていることに、驚きながらも熱心にノートを取っていました。

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